あでぃすでぃす

広義の自傷行為と思しき文章等を放り込むスペースです。

9/28神宮 To be continued

 

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新大阪東口の脇に佇む、狭苦しく、ある思い出を残したホテルを暗がりの残る朝6時前に発ち、6時16分発の新幹線に乗り込む。「この時間の新幹線は名古屋で乗って新大阪か品川で降りる人が多いんだな」ほぼ徹夜明けの朦朧とした頭でそんなことだけを考えていた。あと、新幹線に乗っていても上手くタイミングを合わせれば線路脇のポケストップでアイテムを受け取ることは可能であった。

 

家に帰る時間は無く、旅装で大量の荷物を抱えたまま10時に出社。既に午後休を取る話は付いており、限界に近いアタマとカラダを酷使して何とか1日分の仕事を昼の間に終わらせ、2時半には会社を出た。

 

神宮のシーズン最終戦。今年のファンの激増ぶりを考えると、外野自由席の(ある目的を持つ人々にとっては重要な通路側の席の)確保は困難になると思われた。幸い、一緒に来てくれた後輩のH君が先乗りして並んでいてくれたため、過不足ない席に座って観戦することが出来た。本当にありがたかった。感謝したい。

 

 

…はい、ということで28日が今シーズンの神宮最終戦でして、もちろん行ってきたんですけど、自分の中でのメインの出来事はちょっとブログには書き難いのでこの先は文字数ばかりであまり内容はありません。

 

 

4時半に入場して席取り合戦が片付いても、試合開始までは1時間半の間隔がある。だから暇だし外野自由席はそれが嫌で…とはならないのが健全なヤクルトファンである。グラウンドでは相手チームが打撃練習をしているし、会員証を持って入場ポイントを溜めに行かねばならないし、ウィンナー盛りを買いに行かねばならないし(この日は買わなかったが)、開門と同時に動き出す売り子や5時頃から動き出す売り子や5時半から動き出す売り子を随時眺めていないといけないのだ。いや、私はそういうことはしないが。

だが、この日は意識しなくともいつもと違う光景に目が向く。目の前を通り過ぎる売り子の何人かが片手にいくつかの紙袋を提げて場内を回っていくのだ。どういうことかと敢えて説明するならば、要はこの日が出勤最終日、いわゆる引退(前向きに言うと卒業)の売り子に売り子ヲタ親交の深いファンがプレゼントを渡しているのだ。ただ、引退する売り子でも全員が全員プレゼントを渡してもらえる訳でもないようだし(いわゆる人気や常連の数により…)、4月から就職する関係で"来年の3月の試合までは売り子を続ける"というパターンもあるようなので、プレゼントを持っているから引退、持っていないなら継続、という単純な話でもないらしい。難しい世界である。

 

1杯目と2杯目は、神宮のアマチュア野球や内野でお世話になっている子から買った。普段は内野にいるが、いつも試合前の時間帯のみ(内野は全席指定で4時台なんて人がいないからだろう)外野を回っていて、いつもはその際にタイミングが合えば1杯…という感じの間柄だった。そんな感じの付き合いながら毎回私のことを覚えてくれていたし、明るい子で正直なところ今年の神宮では一番気兼ねなく会話が弾んだ相手であった。いなくなるのは非常に寂しい。外野を回っている時点で5つほどプレゼントの袋等を抱えていたが、内野に戻ってからは一体どれだけの常連から祝福されたのだろうか。私も一旦はプレゼントを用意しようと思ったが、ちょっと一杯一杯だったので諦めた。

ちなみに、上の文中では"子"と表記しているが、今年で引退と聞くまではずっと年上だと思っていて、ずっと"さん"付けで呼んでいた。

 

3杯目。

 

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4杯目。

 

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5敗目…。自分がカップを空ける毎に試合が進み、時間が進み、2016年の神宮球場が終わりに近付く。

 

試合は両先発の石川と今永がともにピリっとせず、特に今永が3回100球ペースの間延びした内容となり、ヤクルトの攻撃がとにかく長かった。その割に点が中々入らず、試合は拮抗したまま。これは一つ困るのである。当然ヤクルトには勝って締めて欲しいが、点の入らない攻撃をダラダラ続けられると、酒が買えない。私もヤクルトファンの端くれとして、応援を中断して酒を頼むという行為は(なるべく)したくないのだ。したけど。

 

ただ、(これが最後の「やま~だてつと!」か…)(もしかしてこれがバレンティンの応援歌を歌う最後の機会かも…)など、終盤は一人一人に打席が回る度に思うものがあった。他にもひたすらチャンステーマメドレーを続けたりして応援団の粋を感じることもあった。まあ、20年来のにわかなので夏祭り以外分からないのだが。

 

自分が色々と胸を痛めている横で、H君は普通に来季に向けた新規開拓をしていた。何か凄い可愛い子から3杯も買って仲良くなっていた。というか自分も3杯目の時に便乗して買った。確かこれが6杯目である。ビジュアル◎接客力◎だったので、いっそ来年はこの子にしちゃおうかとも思ったが、またキリンなのはちょっと困る。今年は多分100杯以上飲んでるのに今更?という話だが、実はキリンってコクが重くて飲み辛いのだ。アサヒスーパードライ大好き。いや、大好きでもない。そもそもビールは好きじゃないので野球場で獺祭を売って欲しい。

 

果てしない余談で、シャンちゃんも今年(正確には来年の3月)で引退と聞いていたので1杯買おうと思っていたのだが、真後ろのお兄さんがシャンちゃん大好きのようだったので諦めた。最後だし思いの強さを優先してあげました。オープン戦で挨拶できたらいいなと思う。

 

7杯目は最終盤に、神宮で顔と名前を知っている売り子さんの中で、唯一今年で引退しないお姉さんから。来年もよろしくと挨拶したが、4日の千葉マリンで会った。

 

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少しだけ野球本来の話に戻ると、ヤクルトは接戦を凌ぎ切って本拠地最終戦を勝利で飾り、森岡が引退した。セレモニーがあり、今年の野球の終わりを実感し、人生の終わりも感じずにはいられなかった。

 

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マクドナルドで愚痴り

 

帰りの電車で泣き

 

家に帰ってからもうひと押し泣いた。

 

また闇に潜ろう。一瞬輝いた光は決して手の届かない、刹那の煌めきに過ぎなかったのだ。

 

 

 

 

 

と、いう感じでまるで全てが終わったようにまとめてるけど、意外と終わってなかったんだなコレが。何をどうとは言わないけど頑張る。

 

とりあえず今はデート商法の記事とか風俗関係の記事より、一連の神宮日誌の方が社会的自傷行為レベルが高かったんじゃないかな、と思っています。

さようなら。